元民主党党首の小沢一郎氏が7月13日に新党を結成しました。

その名も「国民の生活が第一」。


民主党のスローガンではないですよ。

国政を担う政党の名称です。


産経ニュース2012.7.14 22:21配信
宇多田ヒカルさん指摘 「国民の生活が第一」はキラキラネーム!?
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120714/ent12071422230021-n1.htm

「ついに政党の名前にもキラキラネームきたか…。」


宇多田光さんがTwitterで小沢氏が旗揚げした新党の名前がキラキラネームである旨の書き込みをしていました。


党名にそぐわないという意見には賛同しますが、
キラキラネームではないなとは思いました。


自分の中ではキラキラネームとは、以下の特徴があると思っています。


1-1.日本人が人名としてつけてこなかった音や一般名詞を使う
1-2.日本では一般的ではない欧米人の名前を使う
例:ツキル、アクマ
ロミオ
(cf.ハナHanna、ナオミNaomiは日本人でも欧米人でもありえます。
Hannaはカタカナではハンナでしょうけど)

2-1.意訳をする、
2-2.湯桶読み、重箱読みや一般的でない読ませ方を用いる
2-3.一文字でいいところにもう一文字付け足す
例:飛翔(ツバサ)、宇宙(ソラ)
雄咲(ユウサク:雄〔音読み〕+咲[サ-ク〔訓読み〕]) 、望叶(モカ:望[モ←モウ〔呉音〕]+叶[カ←カナ-ウ〔訓読み〕])
渉瑠(ワタル)


もちろん、上記が定義とは思っていません。

あくまでもキラキラネームだなあと思った名前がこういう傾向があったというだけです。

また、例にあげた名前はネット上で拾ったものであり、
特定の個人を中傷するために挙げたものではありません。

今回挙げた名前はネット上で誰かがでっち上げた架空のものかもしれませんし、
例として最適ではないかもしれません。

気分を害された方がおられましたら申し訳ありません。


あと、
「通常使われる漢字に部首を追加した文字を使う」
例:勇汰(ユウタ:シ+太)、瑛太(王+英)、水稀(禾+希)

というのも考えましたが、
例を探しているとそこまで違和感もないかと思いました。

また、当用漢字制定の際に書き換えが発生しているという歴史的な経緯のある漢字もありますし(稀釈→希釈とか)。


何が言いたいかと言いますと、今回の党名はキラキラネームではないなあと思いました。

DQNネームだとは思いますが。


かつて、
「どうしようもない僕に天使が降りてきた」
などの長い曲名が流行ったり、
最近も、
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
などの長い名前の小説(特にラノベ)が流行ったりしていますが、
ついに政治家が市民感覚を身に着けたというのでしょうか。


もしかすると今後、
「健康な肉体を持った人になってほしい」君(=健人君)
「優しい子になってほしい」さん(=優子さん)
って名前を付ける親が出てくるかもしれません。

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