プリンターの紙詰まりで大汗かいた
2012年5月16日 パソコン工房のPCCanon PIXUS MG6130というスキャナー付きのプリンターがあります。
それで印刷していると、「紙が詰まりました」旨の警告が出ました。
プリンターで紙が詰まることはよくあることなので最初はいつものことだと思っていました。
しかし、これから起こる惨劇の幕開けであったとは当時の自分は想像だにしていませんでした。
紙が詰まるところは吸紙口か排紙口かその途中しかありませんが、
給紙用トレーを外した奥に紙が1枚引っかかっていました。
ま、ちょろいもんです。
それを取り除きましたが、警告はまだ続いています。
排紙口に紙が詰まっていなかったのでプリンターの内部に詰まっていると考えられました。
プリンター内部の詰まりの場合、分解しないでアクセスできるところは機器によって決まっています。
このプリンターはインクを取り換えるためにスキャナー台を持ち上げることができます。
早速開けてみましたが、紙は詰まっていませんでした。
電源を入れなおしても警告は出続けます。
つまり、プリンター内部のどこかに紙が詰まっていて、外からアクセスができないのです。
そんなバカな。
紙が詰まることなどプリンターにとっては日常茶飯事のはずなのに、
アクセスできない設計になっているなんて。
そんな使い勝手の悪い機械があるのか。
そんなはずはない。きっとどこかにメンテナンス用の蓋などがついているはずだ。
私はいろいろな角度からプリンターを見直してみました。
すると、給紙用トレーを外したプリンターの底から詰まった紙が見えるではないですか。
ただ、紙を送るローラーなどに阻まれてそこから引っ張り出すのは困難に思えます。
それなら、ピンセットで少しずつ引っ張って取り出せばいいじゃないか。
私はピンセットで詰まった紙を引いたり押したりを繰り返しました。
しかし、紙は一向に取り出せる気配はありません。
私は最後の手段に出ることにしました。
そう、買った電気屋に修理に出すことです。
目の前に詰まった紙があるにもかかわらずそこに至ることができないもどかしさ。
きっとドラクエIの勇者も竜王の城を前にそう思ったに違いありません。
そして、とある電気屋の修理受付にて。
店員「どうされましたか。」
私「すいません。紙が詰まってしまって…」
店員「(どれどれとスキャナ台を持ち上げる)…!」
私「…!!」
なんとそこには、先ほどプリンターの底でこちらをあざ笑っていた紙が出ているではありませんか。
おそらく、紙をピンセットで動かしていた時にたまたま排紙口にたどり着いたのでしょう。
店員さんは紙を取り除くと、「それでは確認しますね」とプリンターの動作確認をしたのでした。
おそらく、心の中で「おいおい、紙が詰まったじゃねーよ。取説読んだらスキャナ台を持ち上げて紙が詰まっているかどうか確認してくださいとか書いてあるだろ」とか思っているに違いありません。
私が魔法少女だったならソウル・ジェムに穢れがたまっていくのが見えたでしょう。
私はここで祈りました。
もしかして、プリンターの動作確認の時に何らかの問題が起こるかもしれない。
そしたら私は問題を自分で解決しようとせずすぐに人に頼ろうとするようなだめな超初心者ではなく、本当に壊れたプリンターを持ってきた一般人に昇格できる。
頼む今回だけ本当に壊れてくれ。
当然そんな奇跡は起こらず、プリンターからは正しく印刷された紙が排出されたのでした。
私は取説も読まないだめな超初心者と思われただろうという恥ずかしさと、
修理に持っていく前に再確認をしなかった自分の愚かさで
自分のソウルジェムに穢れがたまっていくのが感じられました。
そして、一刻も早くその場を立ち去りたかった私に店員さんが更なる追い打ちをかけてきたのです。
「それではお車までお持ちします」と。
修理受付から駐車場まで無言のままであった自分が唯一口にできた言葉は、
「あの、おいくらですか」でした。
店員さんの「大丈夫ですよ」の返事を聞き、
穢れがさらにたまりました。
ただで直ってよかったです。
それで印刷していると、「紙が詰まりました」旨の警告が出ました。
プリンターで紙が詰まることはよくあることなので最初はいつものことだと思っていました。
しかし、これから起こる惨劇の幕開けであったとは当時の自分は想像だにしていませんでした。
紙が詰まるところは吸紙口か排紙口かその途中しかありませんが、
給紙用トレーを外した奥に紙が1枚引っかかっていました。
ま、ちょろいもんです。
それを取り除きましたが、警告はまだ続いています。
排紙口に紙が詰まっていなかったのでプリンターの内部に詰まっていると考えられました。
プリンター内部の詰まりの場合、分解しないでアクセスできるところは機器によって決まっています。
このプリンターはインクを取り換えるためにスキャナー台を持ち上げることができます。
早速開けてみましたが、紙は詰まっていませんでした。
電源を入れなおしても警告は出続けます。
つまり、プリンター内部のどこかに紙が詰まっていて、外からアクセスができないのです。
そんなバカな。
紙が詰まることなどプリンターにとっては日常茶飯事のはずなのに、
アクセスできない設計になっているなんて。
そんな使い勝手の悪い機械があるのか。
そんなはずはない。きっとどこかにメンテナンス用の蓋などがついているはずだ。
私はいろいろな角度からプリンターを見直してみました。
すると、給紙用トレーを外したプリンターの底から詰まった紙が見えるではないですか。
ただ、紙を送るローラーなどに阻まれてそこから引っ張り出すのは困難に思えます。
それなら、ピンセットで少しずつ引っ張って取り出せばいいじゃないか。
私はピンセットで詰まった紙を引いたり押したりを繰り返しました。
しかし、紙は一向に取り出せる気配はありません。
私は最後の手段に出ることにしました。
そう、買った電気屋に修理に出すことです。
目の前に詰まった紙があるにもかかわらずそこに至ることができないもどかしさ。
きっとドラクエIの勇者も竜王の城を前にそう思ったに違いありません。
そして、とある電気屋の修理受付にて。
店員「どうされましたか。」
私「すいません。紙が詰まってしまって…」
店員「(どれどれとスキャナ台を持ち上げる)…!」
私「…!!」
なんとそこには、先ほどプリンターの底でこちらをあざ笑っていた紙が出ているではありませんか。
おそらく、紙をピンセットで動かしていた時にたまたま排紙口にたどり着いたのでしょう。
店員さんは紙を取り除くと、「それでは確認しますね」とプリンターの動作確認をしたのでした。
おそらく、心の中で「おいおい、紙が詰まったじゃねーよ。取説読んだらスキャナ台を持ち上げて紙が詰まっているかどうか確認してくださいとか書いてあるだろ」とか思っているに違いありません。
私が魔法少女だったならソウル・ジェムに穢れがたまっていくのが見えたでしょう。
私はここで祈りました。
もしかして、プリンターの動作確認の時に何らかの問題が起こるかもしれない。
そしたら私は問題を自分で解決しようとせずすぐに人に頼ろうとするようなだめな超初心者ではなく、本当に壊れたプリンターを持ってきた一般人に昇格できる。
頼む今回だけ本当に壊れてくれ。
当然そんな奇跡は起こらず、プリンターからは正しく印刷された紙が排出されたのでした。
私は取説も読まないだめな超初心者と思われただろうという恥ずかしさと、
修理に持っていく前に再確認をしなかった自分の愚かさで
自分のソウルジェムに穢れがたまっていくのが感じられました。
そして、一刻も早くその場を立ち去りたかった私に店員さんが更なる追い打ちをかけてきたのです。
「それではお車までお持ちします」と。
修理受付から駐車場まで無言のままであった自分が唯一口にできた言葉は、
「あの、おいくらですか」でした。
店員さんの「大丈夫ですよ」の返事を聞き、
穢れがさらにたまりました。
ただで直ってよかったです。
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